三段位合格 文さんのひとりごと

2016-02-26

三段位合格  文さんのひとりごと

2 月 20 日、今日は三段位認定会の日です。
私の出番は 3 組目でした。 1 組目は皆さん早く余裕で、終了していました。「私はこんなに早く打ち終わることはできないな……」と思いました。練習時、切終わりは約 3 分から 2 分 30 秒前に終了していました。これが焦りの原因かもしれません。
いよいよ私の 3 組目です。後ろで、会長が応援してくれています。緊張感と安堵感が入り混じった気持ちでした。
スタート、秤で水を計ったのですが、 774cc 入れるつもりが 780cc 入ってしまいました。 1 組目一緒に見学していた人が、 1 回目は 600cc 入れているとのことで、私も同じですと話している時、その人が加水の容器は 2 つ用意して1回目 600cc の容器と、残り 2 回目、 3 回の容器を別にし、加水を行っているとのことでした。水を計量している時、この事が頭をよぎり、つい加水が多くなってしまいました。 774cc は練習の時の最大加水量でした。

本延しを開始し、真中から上下 10 センチ前後の上に肉がある所を気にかけながら右側を延している時、右中指で麺線横から 2 センチぐらいの所を引っ掛けてしまうも穴は開かなかったので何とかうまく修復できました。がその斜め上を延しているとき、またもや右中指で引っ掛けてしまい、今度は穴をあけてしまいました。
今日は少しいいことをして家を出ようと、家の可燃ごみをゴミ集積所へ持っていく途中、前日無造作にゴミ袋に破棄した切り損じのおそばが、一般ごみと共にゴミ袋が破けて道路に散乱してまったことを思い出しました。優しく扱えとの示唆だったのか……。

ここまで、水回し、四つだしが綺麗でなかったこと、本延しで指で穴をあけてしまったことで、張り詰めた糸が切れかかりましたが、「平成 24 年度 「段位認定・技能審査会」における審査員の統一見解」の工程⑥の項目諦め「途中で諦めた受験者には厳しい評価をする。」が浮かび、「日本橋そばの会」会員としてはあってはならないことと、気を取り直して取組みました。

切りは、 2 束目が右中指で穴(一応修復済み)を開けてしまった所が、麺を持ち上げた所 5 、 6 本そばがこぼれ落ちてしまい、がっかりしました。その後、いつも中ごろが太くなるので、細めを心掛けて切進み、最後も太くなったり細くなったりでしたので、気を入れて切ったのでしたが、不揃いの感じでした。

私自身としては、初段位・二段位と三段位の練習量は格段の差がありました。仕事を調整しながら、 1 月は 3 日に 1 回、 2 月は 1 , 5 日に 1 回の割合で練習を行いました。
そして、「練習どおりそば打ちができなかった。」のは、まだ練習が足りないことの証左と思うと同時に、「合格できたのも練習の成果。」だと思いました。
「努力は報われる。」とよく言われますが、そば打ちは改善点と良い点を一回一回認識し、次回改善点は克服できたか、良い点は継続できたかを確認し練習することが「練習は裏切らない。」ということだと思いました。(今回はそば打ち日記をつけ確認しました。)

なにより今回合格できましたのは、「日本橋そばの会」が「自由」で「わきあいあい」とした中に、そば打ちは練習をしなければ、上達の目標はかなえられないという雰囲気が、譲し出されていることです。そして、各工程の所作を見て適切な指導を先輩諸氏がら受けたことは言うまでもありません。

そば打ち終了後の会長からの指導点。( 1 1点あり)
・そば粉は、いつも同じ粉でなく、いろんな粉を打ってみる。
(これは昨年指導された分です。今回一番痛感しましたので掲載しました。)
・認定会当日は、あまり人の意見や人の打ち方を見ない方がいいかもしれません。
(これは認定会前の指導です。今回痛感しましたので掲載しました。)
・切台を直に床に置かない。タオル敷いたところに置く。
・計量カップや秤に頼り過ぎない。(粉と対話をしながらの加水)
・柔らかすぎでは。
・見ないタイマーは不要では。(掲示の時計とアナウンスで十分)
・地延しで足をバタバタさせない。(基本 10 時から 2 時、 9 時から 3 時にしていたため。)
・四つだしの麺線が整っていない。(少しひし形になり、右側の麺線が歪んでいた。)
・いつも道具は同じところに置く。(塵取りを探した為)
・打粉の扱いはこぼさないように。(袖机にこぼす。面台にも散らか過ぎ。)
・生船は2つ一緒に面台に載せること。
・包丁を立てて空拭きをしないこと。(本人記憶になし。)
以上

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日本橋そばの會