最上のおもてなしは・・・・・・
【 水ではなく白だしで合わせる 】んです。
某 つゆの素
つけつゆ 本品:水=1:3
かけつゆ 本品:水=1:8
この「水」をうすい「白だし」におきかえるのです。
【 白だしの取り方 】
1)水1000ccをやさしい沸騰(90~95℃)状態にし、8g削りパック2~3袋分を投入。
1、2分で火を止める。
大袋入りの花がつおを使うなら1000cc当たり15g~20g入れてやってください。
2)漉す。≪私は花王のリード(不織布)で漉します。
キッチンペーパーはすぐ目詰まりします≫
3)これを漉したものが『白だし』ですよ。これを上記の「水」がわりに使います。
熱いまま使うのがいいんですが、べつに さまして使っても かまいません。
この白だしを使って「火をいれる」「なじます」をやってください。
ただこれだけのことですが、うすい白だし使うと風味が大きく『チガウ』んです。
※ つゆの素は、最初からうまみだしが入っていますから『うっすい白だし』で
合わせればいいんです。うまみを多く、濃くすればいいってものではありません。
スープの「切れ」ってものがあります。
※ ここでの「うすい白だし」は、削り15g-20g/水1000cc =1.5%~2%の白だしと言います。
参)蕎麦屋さんの白だしは削り節60g-70g/水1000cc=6%~7%の白だしを使います。
うどん屋さんで4%。といったところでしょうか。
※ 『白だし』とは昆布や節類を単に煮出したものを指します。
他の味を入れたものではありません。
食料品店で売っている「白だし」は、本来は「つゆ」のジャンルです。
(しょうゆやみりん、砂糖類が入っているんです)・・・おいしいものですが、
皆さんは本来の『白だし』という言葉をご承知おきください。
※ つゆを作る鍋は、少量であるほど深型のほうが良いと思います。
表面積が広いほどちょっとした加熱でずいぶんの水分が飛び、思わぬ濃さがでます。
・・・・・・『 味は火の入れ方で決まる 』・・・・・・配合割合ばかりではありません。
グッドラック!
ヒガシマル醤油株式会社
西尾猛夫
以上