韓国の人たちとの交流
『平昌そば祭り』
昨年に続き4泊5日の日程で韓国平昌のそばの花祭りに参加しました。今年は21名の大
所帯、そばの出店もあり、盛りだくさんなスケジュールです。
まずは「第13回国際ソバシンポジユウム」レセプション会場へ行きました。大きなホ
テルで冬は目の前に素晴らしいゲレンデがあり、スキー客で賑わうところです。
ここで2年後は平昌の冬季オリンピックが開催されると聞きました。あれ?ロビーに
「秋の童話」の大きなスチール写真が…。「懐かしい~ウォンビンだ。」そっと叫ん
でいました。

あらすじはほとんど忘れてしまいましたが、主人公の二人が花畑をずっと歩いていた
シーンを思い出しました。ここでロケをしたらしい、懐かしさに一人浸っていまし
た。
さて、翌日からの2日間はそばの出店、天麩羅を付け、「もりそば」を提供しました
が、中々の苦戦を強いられました。天気も良く、「オソオセヨ」「いらっしゃいま
せ」とそばの紹介をしました。隣のブースは若者のお餅店。臼ではなく大きな石の上
に蒸した餅米を載せ、杵で打ってお餅にしていました。お隣同士なのでお互いに商品
を交換し合い、若者のついた力強いお餅を黄な粉をまぶして美味しくいただきまし
た。

夜はそば畑でお祭りのメインイベントの風灯を飛ばしお願い事を、最近は「元気で過
ごせますように」こればかりです。

翌朝ソウルへ移動するバスの窓から一面のそば畑を眺めていると、韓国にいることも
忘れ、カチコチしている頭の中もゆっくりと柔らかく溶けていきました。

『ソウル散歩』
さあ後半はソウル観光。ソウル市内で方位が良く昔は両班(リャンバン)が住んでい
た高級住宅地の北村へ行くことになりました。期待をしていると、ずっと以前に訪れ
た時は閑静な韓家が建ち並び、散策するにはとてもいい場所でしたが今は観光地に
なっていてがっかりしました。韓国ドラマ「冬のソナタ」の主役ユジンの家を偶然見
つけ喜んだ記憶がありますが、今は有名な場所になっていました。

この北村の奥に今、ヨン様が住んでいて、子供ができたようですよとガイドさんから
聞き、これで私の冬のソナタ、ヨン様は遥か遠くに行ってしまいました。でもせっか
く韓国に来たのだからと南大門市場と免税店に行き、肌の老化に効く韓国美肌コスメ
を大量に買い占め、ようやく元気を取り戻しました。
韓国5日間の旅、アクシデントもなく楽しく過ごせたのは、この旅行のために幹事の
方は何度も韓国に行き、打合せをしたそうです。また韓国側の李氏はいつも優しい笑
顔で誠心誠意お世話をして下さいました。感謝の気持ちを伝えると、李さんは「これ
は韓国人の情(ジョン)です。」とおっしゃいました。

平成28年9月19日
日本橋そばの会
会長 横田節子

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