8月21日(金)、築地社会教育会館にて「第5回全国高校生そば打ち選手権大会」が開催されました。 出場するのは学校の授業や部活動としてそば打ち行っている生徒達です。夏休み期間中ということもあり北は北海道、南は鹿児島県の26校が参加です。 我らが「日本橋そばの会」会長が今大会の司会進行・選手達のプロフィールの紹介を行うということで、会長の応援と若い人達からは失いかけている(?)情熱と集中力をもらうべく、私も会社から夏休みを頂き見学をしてまいりました。
午前は個人の部(13名出場)、午後は団体の部(4人1組で4分で交代)が行われました。驚いたのは、そば打ちを初めて1年未満の生徒たちも多いとのこと。出場を決めてからの2カ月間は集中して練習したそうです。 苦労したのは団体戦での4人の順番を決める時。左利きの子が一人いるそうで最終的には先生に決めてもらったとか。 確かに・・・・・。切りの段階で左利きから右利きへ交代する際には生地を裏返すのか?それとも裏返さずに右側から切っていくのか・・・・・?
残念だったのは東京の学校の出場が無かったことです。

翌22日(土)は日本橋社会教育会館にて中央区主催の「夏休み 親子そば打ち教室」のお手伝いを致しました。 参加者は小学生と親御さんの2名×9組です。
「この中から将来、高校生そば打ち選手権大会に出場する子が出てくれればいいなあ」などと勝手に想像しながら緊張のスタートです。 実は本日の進行役は私が行うことになっております。前日の会長のようにしゃべり続けなければなりません。まずはスタッフの紹介、次にそば打ち実演の解説。出来るだけ難しいことばを使わずに小学生にも理解し易いようにと心掛けました。
切りに入り、前日の女子高生のことばを思い出し恐る恐る尋ねました。「皆さんの中に左利きの方はいらっしゃいますか~?」 いた~っ!!! 幸いにもその女子児童は右手でも包丁が使えるそうで、今回は右で切って頂きました。 申し訳ない、当会は右手用の包丁しか用意しておりませんでした。
左利き用の包丁を用意する資金も無いし・・・・・・。
反省すべきは包丁のことと少し時間をオーバーしてしまったことですが、怪我人も無く終了致しました。子供たちが学校で先生や友達に「そば打ちって楽しいよ」と話してくれれば嬉しいです。参加者にとって良い夏休みの思い出となってくれているでしょう。 私も楽しかったです。

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