北海道のカジゴーさんからクール便が届きました。
開けてみると中には白とヤマブキ色のお餅がたくさん入っていました。
あっ!これは……。すぐに電話をすると『遅くなったけど約束の「いももち」です。』という嬉しい言葉。

思い出しました。多分テレビで見たのです。北海道の人が皆大好きな「いももち」、家庭ではおやつ代わりに、居酒屋でも必ず注文してしまうと紹介がありました。
「えっ、私知らない、食べたい」と、私はカジゴーさんに訴えたらしい、全くイイ歳をして厚かましい。律儀な彼は酔っぱらいのたわごとを覚えていらして送ってくださったとのことです。
それでは早速いただきましょう。まずは一つ、レンジで暖めてパクリ。うーん美味しい!もっちりしているのでお餅ですが、ほのかにジャガイモのあのマッシュポテトが舌に感じます。
ジャガイモデンプンと小麦粉グルテンのコラボかな?分からないけどそんな気がしました。
そこで丁度おでんを煮いて(たいて)いたので二個入れて様子をみました。これは失敗。

つまんでみるとおでんの汁が浸み込んで「いももち」自身は美味しいのですがジャガイモが溶け出し、おでんの汁が濁ってしまいました。
翌日、四つに切ってミネストローネに忍び込ませました。好い感じです。溶けだしたジャガイモは適度なとろみになるし、残った餅はショートパスタのようで美味しい。
これだけでボリュウム満点のランチになりそうです。
さて、改めてパソコンで「いももち」を検索してみると、レシピがたくさん載っていました。
どうやらチーズ、バターと相性がいいみたいで、バターで焼いてさっと醤油をかける、とろけるチーズと一緒に焼く、
正統派はさっと焼いてみたらし団子のあの甘辛たれにつけて食べるらしい。どれも美味しそうです。
カジゴーさんは笑い声で「独り占めにしてもいいですよ」とおっしゃってくださいましたが、
そんなには欲張りません。会の研鑽会でワイワイいただきます。
ごちそうさまでした。

平成28年2月22日
日本橋そばの会
会長 横田節子

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