日光そば祭り

晩秋の木立の中、点々と並ぶ三角帽子のテント。中にいるのは森の小人でもなく妖精でもでない、少々ガテン系のそば打ち軍団。このアンバランスが何とも楽しい日光そば祭りが催されました。今年は天気にも恵まれ盛況なそば祭りです。
今回、私は各地から集まった混成チームのお手伝いをすることに。早朝家を出てひたすら会場へ向かいました。到着した8時過ぎにはすでにチームの皆さんは準備の真最中。急いで支度を整え、仲間に入れてもらいました。
それから午後4時過ぎまでお客様の列は絶えることなく忙しい一日でした。
改めて他のブースを眺めると全国のそば打ち仲間の方たちで、久しぶりの方、初めての方、ここでまた楽しい交流ができます。
二日目、皆さんどのようなそばを打っているのか、粉の具合はどうなのか気になるそば打ちブースに入れてもらい、そばを打ちました。皆さん難なく打っている2㎏の玉は大きく、早朝なので冷えていて昨日と同じ加水量ではずいぶんと硬い。いやはや悪戦苦闘してようやくそばになる始末、3回打たせてもらいましたがこのままでは迷惑になるので退散、実力の無さを実感しました。
さて、何とも楽しいそば祭り、毎年行きたくなるのはどうしてか改めて考えてみますと、やはり全国のそば打ち仲間に会いたいから、「こんにちは!」「やあ、元気ですか~」、「久しぶり~」こんな会話を交わしながら各ブースを訪ね、再会を喜び、しばしのそば談義、これがしたくて毎年そば祭りに通うのだと思いました。

日光そば祭り1

日光そば祭り1

日光そば祭り2

日光そば祭り2

平成26年11月30日
日本橋そばの会
会長 横田節子

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